■パーティバカ万歳!

2002.4.12更新 VOL.4



1.ITS TIME TO PARTY
2.PARTY HARD
3.GIRLS OWN LOVE
4.READY TO DIE
5.TAKE IT OFF
6.I LOVE NYC
7.SHE IS BEAUTIFUL
8.PARTY TIL YOU PUKE
9.FUN NIGHT
10.GOT TO DO IT
11.I GET WET
12.DON'T STOP LIVING IN THE RED
13.WE WANT FUN
14.MAKE SEX






ユニバーサル
UICL-1009
I GET WET / ABDREW W.K.

 人は知識を持つことで安心し、優越感に浸る。知識を得たことであたかも自分が体験したかのような錯覚に陥り、自ら体験・行動することを否定し始めてしまう。必要なのは行動するための『知恵』だということを我々は忘れてはいないか?

 最近の洋楽、ことロックにおいて、知識をひけらかすことが大好きな人たちにより、恐ろしいまでのジャンル分けが進んだ。スラッシュ、ハードコア、デス、ネオ・クラシカル、プログレ、グラインド、LA、スカ・コア、メロディック、ゴシック、モダン・ヘヴィネス、ジャーマン……etc。そんな言葉が氾濫している音楽誌に踊らされている俺らも俺らだけど、もうそんなのどうでもいいじゃん。初めてロックにのめり込んだあの瞬間はそんな言葉じゃ語れないんだから。

 このアンドリューW.K.なる人物がやっているロックはそんなモノをたたき壊すパワーに満ちあふれている。どメジャーのコードで突き進むギターと中学2年程度の英語の歌詞。誰でも分かる。誰が聞いても楽しい。批評家や音楽ライターはきっとこういうだろう。『CHEEP TRICKのカバーをMETALICAがやってる』ような音楽だと。もういいんだよ、 そんなジャンル分けは。

 渦巻く閉塞感の中にあって、全てを全力で肯定するようなこんな大バカ野郎が出てきたことは奇跡だとさえ思う。あの閉鎖的なイギリスの音楽誌が、今こぞって大プッシュし始めたアンドリュー。楽しみながら生きるための知恵がそこにあるのだ。とりわけ、日常生活に疲れたロックおじさん、おばさんに聞いてもらいたい。そしてGOT TO DO ITの歌詞を聴いて少年・少女の頃の元気を取り戻していただきたい!

 今号からアルバムの中の注目曲を赤にしてみました。


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