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THE GOLDENAGE OF GROTESQUE
/ MARILYN MANSON
物を創る人間には3種類あると思うんスよ。一つ目は金を出して『これこれこういう物を創って欲しい』なんて言う方々、ま、俗に言うクライアントですな。そのクライアントのニーズに応える職人さん、この手の人種をクリエーターとも言ったりしますな。クリエーターは自分のやりたいことより、むしろニーズにきちんと応えることを第一とします。日本の歌手のY.Mさんなどは歌詞を作る時、ファミレスに行ってカップルの会話を参考になさってまで、Yブランドを支持するファンの方に応えようってえんですから、これはもう立派なクリエーターです。次に芸術家、これは言うなればアーチストで、売れようが売れまいが関係なし。自分の信じた道を突き進む方々です。たまに間違って存命中に売れちゃったりすると大変です。後はもう職人になるしかないんですから。……で、最後に残ったのが芸人。これはクリエーターを突き詰めていくとなる方々です。(もっとも最初から芸人指向の方もいらっしゃいますが)カネは二の次、まずウケることを考える人種ですな。受けるためならプライドはいらない。私生活を切り売りしてでもウケを狙いに行きますから。見たことあるでしょ、そういう人たち。
3部作までのマリリン・マンソンは間違いなく、アーチストだったと思うんですよ。(D.リンチ監督作品が好きならお薦め!)あんな悪趣味なアーチストはいないけど。でも、悪趣味って言うのは彼にとって誉め言葉だからなぁ。だってTHE
LAST TOUR ON EARTHのコレクター・エディションに付いてたビデオにはケネディ暗殺をパロったクリップが入ってたんですよ。アメリカ人の感情をモロに逆撫でするようなその態度に『すげぇ、アーチストだな!』と感心したもんです。
今回のアルバムには初回限定でDVDが付いてるんですが、このDOPPLEHERZと題された25分のビデオ映像はある意味、マンソンの心象ビデオといった趣のもんです。ライブやクリップを期待した方、残念でした。延々続くお経のようなセリフと退廃的な映像にはうんざりしました。どーでもいいんだよ、そんな上っ面だけの格好を気にしたマンソンなんて。
ケツの穴まで見せる勇気がないんなら、下手に芸人や職人を気取んないでくれ! HOLYWOODがコケたからって、やり方を変える必要はなかったと思うぞ! もう一回オレに『やっぱ悪趣味だわ、コイツ』と言わせてくれ、マンソン!
追記
リンキンのメテオラのDVD付きを買えばよかった。
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